ただいま期間限定で、結婚退職した歯科技工士杉谷が復帰中です。
現歯科技工士中村がお休みしている間のピンチヒッターです。



杉谷は若かりし独身時代、歯科助手としてあおき矯正歯科に入職。補綴物(被せものや詰め物)の美しさに心引かれ、一念発起、技工士学校に入り直し、歯科技工士になりました。
顔を覚えている方、声をかけてあげてください。喜びます。

そして、中村は職人(*´∀`*)
妥協を許さないので、技工物に関しては誰よりも厳しいです。中村に「(この型)預かります!」と言われないと何回も型を取り直す羽目に・・・。


さて、歯科技工士。国家資格であり、世界にひとつの歯を作っている職人なのにその存在はあまり知られていない。
みなさん、被せものはピタッと入って当たり前とお思いでしょう。
でも、思い出してください。

その被せものはあなただけのものです。
同じものたくさん作っても、誰にも合わないのです。
あなただけのあなたの歯だけに合うものを作るのが、歯科技工士なのです!!



しかし、どんなに自然な美しい被せものを作っても歯科技工士にはスポットが当たらない・・。
受付高橋としては、なんとかこの技術を皆さんにお伝えしたいと思い、動画など撮影するのですが、いかんせん地味
彼女たちの姿を撮影しても、指先以外ピクリとも動かない。それだけ作っているものが小さくて繊細なんですよね。

だって「歯」ですから。



被せものは、
1  型を取る
2  取った型から模型を作る
3  模型から被せものを作る
4  被せものを患者さんにセットする

行程としてはこれだけですが、全てにプロの技術と厳しいチェックが入るのです。

型を取るときも、少しでもゆがんでしまったらぴったりした被せものは出来ません
型に石膏を流して模型を作るときも、気泡が入ってしまったら型取りからやり直しです。
いよいよ本物の歯の代わりに使う被せものを作るときは、色や形、機能性も考えます
セットするときは、高さやフィット感を患者様とともに確認します。


簡単ではないんです。
ぴったりの被せものを作るのが当たり前ですが、そこには熟練の技術がたっぷりと詰まっています。


(写真協力 茨城県古河市 ジャストデンタルサービス)

それでも、当院の技工士は楽しそうにお仕事しています。模型に囲まれていると楽しいのかな?
仮歯や矯正装置がビシッとはまったときの「ドヤ顔」は、見ているスタッフも楽しくなります。
こんなに仕事を楽しむ技工士が作る被せものは天下一品。


いつの間にか、どの歯が治療したものか分からなくなってしまうこと間違いなしです。




あおき矯正歯科