アマルガム除去

アマルガムとは、以前、歯科治療で使用されていた銀歯の素材で、なんと水銀が50%も含まれています。アマルガムがお口の中にあると、リュウマチ、胃腸障害、不眠、アレルギー、不妊、鬱などのリスクが高まるため、早めに他の素材に取り替えることをお勧めします。ただし、安易に外すとお口の中で水銀が気化して中毒症状を引き起こすこともあります。あおき矯正歯科では、アマルガムを安全に除去するための設備と技術が備わっており、治療後は連携している内科医と一緒に患者さんをケアしていきます。アマルガムの詰め物・被せ物をお使いの方、もしくはこの銀歯はアマルガムかも知れないと心配な方はぜひご相談ください
アマルガム除去の流れ



1カウンセリング
不定愁訴があるような場合はお話しください。
アマルガムの有無を確認し、水銀メーターにて数値の測定などをします。
2アマルガム除去前術前検査
重金属・毛髪検査などを行い、体内に蓄積された有害物質を調べます。
3アマルガム除去
除去前にサプリメントを飲んでいただきます。患者様の顔や体を完全に隠すようドレープで覆います。
除去する歯の周囲にはラバーダムを装着します。
術者であるドクターは、防護服・防護マスク・ゴーグルを着用し患者様同様に体の露出を防ぎます。
切削時に飛び散るアマルガムの小片、気化した物質を口腔外バキュームで吸引ながら、機械でアマルガムを除去していきます。
削るとき患者様には10秒ほど息を止めていただきます。体内に微量でも入り込むのを防ぐためです。
マイクロスコープ、水銀メーターで取り残しがないか確認します。
コンポジットレジンやインレーなどで詰め物をします。
4アマルガム除去後のチェック
水銀メーターで再確認します。また、ご希望があれば栄養相談のお時間をお取りいたします。
- 患者様を覆うドレープやラバーダム、術者の防護服はディスポーザブル(使い捨て)であり、使用後は汚染物として処分します。
- 除去治療は窓を開けて換気を良くし、必要最小限のスタッフで執り行います。