お口の事で悩みを抱え、このページにたどり着いた方へ

「こんな状態の歯を人に見せるのが、恥ずかしい」

「歯医者さんに行ったら、怒られる・あきれられるかも」

「抜歯になって、ゆくゆくは入れ歯にするしかないのだろうか」

 

そんな不安や焦燥感がありながらも、歯医者から足が遠のいてしまった…

そして、痛みがでてしまい仕方なく歯医者に行くことになる。当院にもそのようなお問い合わせを下さる方は決して少なくありません。

一つ、お伝えしたい事は

歯がボロボロで「もう手遅れだ」と思っていても諦めないで頂きたい、という事です。

 機能的にも見た目にも、健康で美しいお口を取り戻すための選択肢は、決して少なくありません。

なぜ、矯正歯科医院に「歯がボロボロ」の患者様が来院するのか?

 あおき矯正歯科には、しばしば「もう手遅れ(お手上げ)」と言われてしまう患者様もご来院されます。

 なぜかというと、その答えは私達が持つ2つの治療方針にあります。

 1つは『治療』よりも『予防』を重視し、

 『対症療法的処置』よりも『原因究明し根本原因へのアプローチ』を重視する治療方針です。

 そして2つ目は自由診療だからこそ出来る、最善の治療と結果を大切にする治療方針です。

 その最たるものがトータルヘルスプログラム(THP)であり、これまで100名以上の方にその効果を体感して頂いております。

 なかには中~重度の歯周病の方もおり、根本的な改善と適切な日々のメンテナンスを身につけることで、本来失っていたかもしれない歯やお口の自信を維持しております。

自分を責めるのではなく、理由を知る。「歯がボロボロ」になってしまう主な3つの原因

 そもそも、なぜ歯が「ボロボロ」と言われる状態にまでなってしまうのでしょうか。

 それは、決してご本人の意志が弱かったから、だらしなかったから、という単純な問題ではありません。

お口の中では複数の要因が絡み合って、静かに、着実に歯を蝕んでいく大きな要因が3つあります。

要因1:重度のむし歯の連鎖と放置

 虫歯は、初期段階では痛みを感じないことがほとんどです。やがて冷たいものや甘いものがしみるようになり、ズキズキと痛み始めます。

 しかし、その痛みのピークを過ぎると、神経が死んでしまい、一時的に痛みが消えてしまうことがあります。

 これが「治った」と勘違いしやすい危険なサインです。実際には内部で虫歯が進行し続け、歯は強度を失い、ある日突然、食事などの些細なきっかけで大きく欠けたり、崩れたりしてしまいます。

要因2:サイレントキラーと呼ばれる「歯周病」

 歯周病は痛みなどの自覚症状がないまま進行することが多い、非常に怖い病気です。歯ぐきの中で歯周病菌が増殖し歯を支えている顎の骨を静かに溶かしていきます。

 骨という土台を失った歯は次第にグラグラと揺れ始め、歯ぐきが痩せて歯が長く見えるようになります。最終的には、むし歯でもないのにポロリと抜け落ちてしまうこもあります。

 そして、歯周病菌は口の中だけでなく、糖尿病・心臓病・脳卒中・関節炎・認知症など様々な病気と関連があることが示唆されています。

要因3:不適切な「噛み合わせ」による歯の崩壊

 歯並びが良くない、あるいは歯ぎしりや食いしばりの癖があると、特定の歯に毎日何十キロという過剰な力がかかり続けます。

 また、日中歯ぎしりの自覚がない人でも、ストレスなどによって就寝中に歯ぎしりをしている人もいます。

 その力は、硬いエナメル質をも少しずつすり減らし、冷たい物がしみたり、やがてはヒビが入ったり、割れてしまったりする事もあります。

【諦める前に】お口の状態に合わせたオーダーメイドの治療計画

 これらの原因が絡み合った複雑な状態でも、現代の歯科医療には回復させる為の道筋があります。

 当院では初診の患者様に対して、応急処置が必要な場合を除き、複数の検査に基づいた「オーダーメイドの治療計画」をご提案しています。

 

ステップ0:何よりもまず「患者さんとの対話」から始めます

 初診でいきなりお口を見たり、治療を始めたりはしません。まずは患者さんがこれまで抱えてきた想いや不安、そして「こうなりたい」というご希望をしっかりとお伺いします。

 患者さんの声を聞く事が治療の第一歩です。

 

ステップ1:的確な現状把握【カウンセリング】

 なぜお口が今の状態になっているのか。その原因を正確に分析しなければ、正しい治療計画は立てられません。

・歯周病PCR検査

・ドクターによるマイクロスコープを使った口腔内チェック

・口臭検査

・位相差顕微鏡を使用した口腔内の細菌チェック

・レントゲン撮影

などを行い、お口全体の状態を正確に把握します。

 

ステップ2:具体的な治療法の選択

 各種検査の結果をもとに、患者さんにとって最善の治療計画をご提案します。

 この時、今後のリスクや口腔内のケアについてもお話しします。

【全ての土台】歯周病を根本から改善する最新プログラム「THP」(トータルヘルスプログラム)

 当院では、本格的な治療に入る前に、まずTHP(トータルヘルスプログラム)によってお口の歯周病菌を徹底的に除去する事を推奨しています。

 高い技術を持つ認定歯科衛生士によるマンツーマンの治療、薬やバイオジェニクスを活用したアプローチ、自宅でできるホームケアなど、これ以上病気が進行しないクリーンで健康な土台(歯ぐき)を作ります。

 この先行う全ての治療の成功率を高め、再発を防ぐ為の最も重要なステップです。

【歯の修復・保存】 ご自身の歯を活かし、機能と美しさを取り戻す

 当院は「できる限りご自身の歯を残す」ことを信条としています。歯が残せる場合は、可能な限りその歯を活かし、再びしっかりと噛めるように機能と見た目を回復させていきます。

・精密根管治療:「抜歯」を回避する為の最後の砦

 マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使い、歯の根の中の複雑な神経の管を治療することで、従来なら抜歯と診断された歯でも救える可能性が高まります。

・インレー(詰め物):むし歯の部分だけを、精密かつ美しく

 インレーはむし歯の部分だけを削り取り、その形に合わせて精密に作成した詰め物を装着する治療方法です。

 中には過去に治療した金属の詰め物が取れてそのまま放置してしまったり、詰め物の下でむし歯が再発しているケースもあります。

(定期的な健診が大切なのは、このような事に早い段階で気付き処置することが出来る為でもあります。)

 天然歯に近い白さで見た目が良いセラミックインレーなどもあります。

クラウン(被せ物):大きく崩れた歯も、再び機能する歯へ

 むし歯が広範囲に及んでいたり、歯が大きく欠けてしまった場合に歯全体を覆う「被せ物」をする治療法です。歯の強度を補い、しっかりと噛む機能を取り戻します。

 当院では、クラウンの安定性や歯の寿命を考慮して、必要に応じて「内冠」という内側にも被せ物をする治療も行っております。

 また、単に被せるだけでなく、全体の噛み合わせとの調和を重視します。

【歯の再建】 歯を失った、あるいは全ては残せない場合の選択肢

・ブリッジ

 失った歯の両隣の歯を土台にして、橋をかけるように人工の歯を入れる方法です比較的短い期間で治療が出来ます。

・インプラント

 失った歯の顎の骨に人工の歯根を埋め込み、自分の歯とほとんど変わらない感覚で噛めるようになります。見た目も自然で、周囲の歯に負担をかけないのが最大のメリットです。

・入れ歯(義歯)

 「入れ歯は合わない、痛い」というのは昔の話。現在は機能的にも審美的にも優れた入れ歯があります。

治療を無理に勧めることはありません。あなたのお口の現状と今後のリスクをきちんと把握してみませんか?

 「歯がボロボロ」という現実は変えることができます。必要なのは信頼できる専門家に対し、少しの勇気を出して踏み込んで頂くことです。

 小さな一歩から、末永く食事を心置きなく楽しめる未来、人前で口元を気にせず自信を持って笑える未来に繋がっていきます。

 どんな状態であっても、まずはお話しをお聞かせください。『お口の健康と自信を育む』当院が全力でサポートさせて頂きます。

 カウンセリングのみでもご自身の現状を知ることができます。まずはお気軽にお問い合わせください。

あおき矯正歯科