骨粗しょう症リスクチェック
歯科医院から始める骨折予防
骨粗しょう症とは、骨がもろくなる病気です。危機感は持てないかもしれませんが、実は怖い病気なのです。
骨がもろくなると、骨折をしやすくなります。骨折を起こすと、動くことが辛くなり、生活に支障が出るようになります。実は、寝たきりになる原因の第1位は骨粗しょう症による骨折が原因ということがわかっています。
また、足のつけ根の部分を骨折すると、1年以内に25%の方が死亡しているとの報告もあり、骨粗しょう症による骨折は、がんよりも介護状態に関係があり命にかかわるのです。
当院では、顎のパノラマレントゲン写真から、骨粗しょう症のスクリーニング検査をするシステムを導入いたしました。顎の骨密度と、全身の骨密度には相関関係があり、特に女性においては、顎関節突起部の骨密度と腰椎骨体部骨密度との間に、高い相関が認められています。
当院でリスクのチェックを行い、健康な将来を過ごしましょう。
PanoSCOPE(パノスコープ)でのチェック
検査は簡単です。歯科治療で使用する、パノラマレントゲンを、二次活用し、画像をAI解析します。AIが「パノラマX線画像による骨粗鬆症スクリーニングの臨床ガイドライン」に準じ、顎骨脆弱度評価を支援します。 解析の結果も、当日に分かるので説明、アドバイスをいたします。解析結果が重度異常となった場合、連携する病院へ紹介いたします。再検査や早期の骨傷症治療を行ってください。 費用:3,850円~(メインテナンスを受けている患者様) 費用:5,500円~(該当するレントゲン画像がない場合別途撮影費用が掛かります。)